中古トラックと比較して考える

クレーン

中古クレーンを購入したいと考えている場合、基本的な確認事項は中古トラックを購入する場合と共通している部分が多くあります。例えば共通しているチェックポイントの1つが、点検整備記録簿が付属しているのかという点です。点検整備記録簿は、車両の利用状況や修理の回数などを確認するうえで大切なものです。問題なく乗車できそうな車両か考えていくうえでも、記録簿に問題がないか確認しましょう。また点検整備記録簿がない場合でも、販売店のスタッフに質問をしてどのような状態の車両か確認が必要です。車両の安全性は業務を安全に行うために大切なポイントの1つです。中古トラックでも中古クレーンを購入する場合でも、同じように安全性を重視して選ぶことを忘れないようにしましょう。

クレーンの動作確認を忘れずに

中古トラックと中古クレーンを比較した場合、一番のチェックポイントの違いとなるのがクレーン部分の動作確認です。トラックであれば、使う目的は荷物移動だけのため、安全に運転ができれば基本的には問題ありません。ですが中古クレーンの場合、運転に問題がないかだけではなく、クレーンの動作に問題がないか確認することが一番大切です。ここで注意が必要なポイントとなるのが、動くかどうかという点に加えて、動作が滑らかで操作通りに動くか確認していくという点です。操作に対して動きが鈍い場合には、業務効率が落ちてしまう可能性もあります。業務用車両は業務の効率化において大きな役割を担っているからこそ、動作に問題がないか確認して購入する車両を選ぶことを忘れないようにしましょう。

安全装置の確認も忘れずに

中古クレーンは業務を効率化させることも大切ですが、操作する従業員の安全性が確保されるかも大切なポイントです。そのため安全に作業ができるか確認するために、安全装置に問題がないかチェックすることも忘れないようにしましょう。例えばブームを格納するとき、アウトリガを動かそうとしたら警報がなるのかなどの確認が必要です。ちなみにクレーン車における安全装置は、異常を検知すると自動的に動作するものもあれば、音で知らせるタイプまでいくつかの種類があります。実際にどのような安全装置が搭載されているのか確認し、安全に作業が可能な中古クレーンを見つけるようにしましょう。ほかにもラジコン装置の有無も、中古クレーン選びにおけるポイントの1つです。後からラジコン装置を装備しようと考えると、後付けの工賃で数十万円の出費になるケースも見られます。後付けの出費を考えると、ラジコン装置が欲しいなら、最初から装置がついている中古クレーンを選ぶことが大切です。

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